« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »

2012年6月

2012年6月18日 (月)

やがて日は沈む。

 うつ病と診断されて半年がすぎた。
 結局のところ職場に復帰した。職場には感謝しているのだが、いまだに心のう
ちでは暴風が吹き荒れている。突然あのときのことを思い出していたたまれない
気持ちになる。
 距離が必要だ。距離が必要だ。ぼくには、それからの距離が必要だ。時間が必
要だ。時間が必要だ。もう、あの人たちには会いたくない。だからそこには行き
たくない。いくと狂ってしまう。立っていられるのか判らない。
 最近は人並みに歩けるし、食べているし、しゃべれるようになった。しかし、
実際のところはそういう人格が自分のうちにあるだけで、日中はそいつに自分の
身体を任しているだけで、自分の中心はいまだに何も変わっていない。
 
 もう二度と元に戻らないのだろう。
 
 それだけはよく判っている。止まない雨はないというが、100年近く降る雨
は止むといえるのだろうか。朝が来ない日はないというが、宇宙はずっと夜だ。
ちがうか。とはいえ、今の気分が晴れることは一生ないだろうし、ぼくの心はも
うあの日の前には戻らないだろう。
 
 さよなら。

« 2012年5月 | トップページ | 2012年7月 »