大雪と怒る
大雪が降ったくらいでニュースである。あほか。
夏に関東で大きい地震があった。これも全国ニュース扱いになり、数日は報道された。テレビ出演者などが自身のときの話をしているのもずいぶんと目にした。
「大雪で首都機能は麻痺」という。この程度で麻痺してしまう。先ほど目にしたテレビ映像では、新宿駅で駅員に詰問しているおっさんが流れていた。心底あほか。とりあえずできることをすることで、安心できるのだろう。でも、結局、おっさんは新宿駅に居つづけることには変わりがない。都内なんだから、他にも移動手段あるだろ、とおもうが、通勤定期の問題なのだろう。おかしな矜持ではある。
早朝より雪で遊ぶ子供を見た。私もあの時分は楽しめただろう。今は、それを見ているほうが愉しい。はやく止まないかな、とすら思う。子供時分は一週間くらい降って欲しかった。一週間も降ったら大変だと思う。諦めもつくか。休んじゃえ。産業革命以前は自宅と職場は近かった。その後の資本家による企業制に移行してからは、通勤という従順をみせる行進、メッカへ向かうイスラーム信者かのような行動が必要になった。この無駄さは糾弾されない。先の新宿駅の男性も自らの礼賛が妨げられることに怒っているのだろう。
みんな、ご苦労様です。


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