明日は今日のつづき
SIというかIT業が労働集約業となって久しい。もはや公共事業でしか成立
せず、下請け、孫請け、偽装請負が横行している。結局のところ、税金に人人は
群がり、それで産業が成立していく。そりゃスパコンを自前で開発する企業はな
いだろうけど、あまりに公共事業案件が多すぎる。
SI屋は自身の技術に値段をつけずハードウェアの利益のみしか残らない。誰
でもできる仕事、つまりは時間だけが必要な仕事だけがうずたかく積みあがる。
そこには流行の言葉はあるものの、中身は以前からあったものがそのまま使われ
ている。
そうやってもうどうしようもない。毎日毎日誰がやってもいい仕事を単に手っ
取り早いから私が片付けていく。時間がかかるけどできる仕事は外に出す。そう
やってもしかすると自分のスキル向上につながっているかもしれない仕事を探す。
それは砂漠でハリを探すような、まさに、砂をかむような毎日で針を探す。
また一人やめていった。誰も止める人がいなかった。そして人員は充足されな
い。残った人が知識を集めてやりくりする。定時ってなんだろう。家族のために
働くのか? 自分は家族の一人じゃないのか。何のために働くのか? 金のため
ならこの仕事じゃなくていいじゃないか。でも続けていく。
こうやってぼくは壊れてしまった。そんな責任感なんてなかったはずなのに。


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